今回取り上げるニュースはこちらです。記事の一部を引用してお伝えします。
将来もしもKK夫妻にしか男子が生まれなかったら? 「国母」M子さんの字の汚さと帝王学の欠如が悲しすぎる
先々のことではあるが、ニューヨークに暮らすKK夫妻「だけ」が男子を生み、その子が皇太子~天皇となることを想像したことがあるだろうか。可能性はゼロではない。しかし、M子さんに「国母(皇帝や天皇、国王の生母)」と呼ばれるにふさわしい資質はあるのだろうか。
世間に広がる「将来Hさまが結婚しても、必ず男子に恵まれる保証はない」という声。そこには決まって「KK夫妻の子が天皇になるくらいなら、もう皇室は不要だ」との声が続く。とにかくここ1年間、Aの宮家の人々について皇族としての資質を問う声は高まるばかりだ。
■汚すぎる文字
2014年4月、『週刊女性』は国際基督教大学(ICU)を卒業というM子さんに関し、驚きの事実を暴露していた。高校卒業時の卒業アルバムを紹介したもので、こう記されていたとある。
「テストの字が読みにくいと注意を受けた」
皇族に注意するなど、教師としても「たまりかねて」だったに違いない。どれほどなのかと探してみたところ、こんな画像を発見した。同級生かその家族あたりから流出したものと思われる。
これにはただ驚いた。皇族の皆さんは、幼い頃から習字をしっかり学ぶと思っていたからだ。
2016年10月、『プリンセスの育て方』なる本が出版された。
M子さんは、なかなか豪快な形で祖母と母、そして著者の渡邉みどり氏を裏切ったものだと苦笑する。何しろ天皇家の愛子さまは、小学2年生にしてこれほど美しい字を書いておられたのだ。
ちなみに皇室には、有栖川宮職仁親王(1713ー1769年)が創始され、代々受け継がれてきた書道の流派「有栖川流」がある。Aの宮さまは宣仁親王妃喜久子さまから習い、非常に美しい文字を書くお一人だ。にもかかわらず…。
■今上天皇に叩きこまれた帝王学
宇多天皇(867年―931年)が皇太子(のちの醍醐天皇)のために残された、「寛平御遺誡」にある帝王の心得は、以降の天皇にも大切に継がれてきた。
◎賞罰を明らかにし、愛憎をふりまわすことなかれ。
◎皆に公平に、好悪に偏るべきでない。
◎万事について惑溺して度を過ごしてはいけない(中庸)。
◎天子たるもの喜怒を慎み、表情にだしてはいけない。
しかし今、これらの精神をAの宮家の人々に感じ取ることは難しい。
■ほかにはどんな教育を…?
今上天皇はほかにも外部の講師を招く、海外へ渡航するなどして、以下のことを学んでおられたという。
◎論語
論語教育を通じて道徳規範を学び、論理的思考を養いながら人を思いやる心を学ぶ。
◎歴代天皇による書物
平安時代、宇多天皇による「寛平御遺誠」や、鎌倉初期、順徳天皇による「禁秘御抄」などの書物を通じて、歴代の天皇家や宮中について学び、皇族のあるべき姿を意識していく。
◎日本古来の伝統
和歌、書道、雅楽について学び、同時におだやかな心を養う。
◎海外留学
視野を広げ、実際にヨーロッパの王族たちと会い、多くのことを学びながら、皇族としての自覚や見識を深める。
■今上陛下の精神を支える訓戒の書
公益財団法人ニッポンドットコムの『次代の皇位継承者に帝王学の書を教えられた天皇陛下:62歳誕生日会見の真意を拝察』という記事によれば、今上陛下が若い頃に学び、天皇として胸に刻んでおられる心得は、花園天皇(1297―1348年)が記した直筆の訓戒の書『誡太子書(かいたいしのしょ)』だそうだ。
当時は天皇家が2つに分裂して皇位継承が争われており、花園天皇は危機感とともにこう記していたという。
「皇太子は宮中で育ったので、民人の苦しみを知らず、知ろうともしない。国への功績も、人々への恵みもない。ただ先祖のおかげで天皇になることを期待している。そんな自分を恥ずかしく思わないか」
「為政者に徳がなくとも心配ない、先代の残したものを守って治めていれば十分だというのは大きな誤りだ。数年のうちに内乱が起き、国が衰えることが予想される」