【海外の反応】「中国製と日本製では次元が違いすぎる!」インドの高速鉄道に日本の新幹線が採用されたワケとは…

2015年インドのムンバイとアーメダバーードを結ぶ高速鉄道案件を日本が受注しました「さすが技術大国日本!」と言いたいところですが実は受注に至るまでには関係者の並々ならぬ努力があったのです 今回はインドの高速鉄道計画を受注するまでの展開や海外で賞賛される日本の鉄道技術について紹介します2015年の首脳会談でインドの高速鉄道案件において 日本の新幹線方式を採用することが決まりました日本が請け負ったのはインド最大の都市ムンバイと工業都市アーメダバードを結ぶ約500キロのルート最高速度は時速320キ口で所要時間は現在の約8時間から2時間程度へ大幅に短縮される予定です国を挙げての壮大な高速鉄道計画の一翼を日本が担うことになったのはとても光
栄なことですよね日本の鉄道の海外展開と聞いてインドネシアの一件を思い出す人もいるのではないでしょうかインドネシアの高速鉄道案件は日本が受注確実と言われていましたしかし低コストと早期完成をアピールする中国に土壇場でさらわれてしまったのです中国には日本案を丸パクリした疑惑もあり日本としては納得のいかない形で終わってしまいましたインドの高速鉄道案件においても日本には強力なライハルがいましたそれはフランスです韓国の高速鉄道 「KTX」 の開発をめぐって日本は一度フランスに敗北を喫しています技術流出防止の観点やコスト面から日本は海外からの受注において他の国に遅れをとってしまうことが多々あるのですインドの案件も当初はフランスの方が先行していました高速鉄道の事業者の定では事業化調査を担当するコンサルタントの発言力が鍵を握っているそうこの国にはどのような鉄道システムがふさわしいか線路の敷設ルートや運賃水準をどうする
か計画の根幹部分を決めるのが事業化調査なのです2009年に予備段階の事業化調査を実施した時 それを請け負ったのはフランスの鉄道コンサルタント·シストラでしたつまりそのままフランスに依頼するのが自然な流れといえるでしょうしかし日本は諦めませんでした インド初の高速鉄道計画はどの国にとっても自国の技術をアピールするまたとない機会だからですそれではどうやって日本は受注をゲットしたのでしょうか?日本が武器として使ったのは資金調達スキーム9800億ルビ一 日本円にして約1兆8000億円に及ぶ事業費の約8割を日本は円借款による低利融資で提供することをアピールしました鉄道以外にもさまざまなインフラ整備に力を入れているインドにとって低金利の資金援助を受けられるのは非常に魅力的でしたそれでも最大の武器はやはり日本の新幹線方式の安全性です日本の高速鉄道は在来線の線路とは異なる専用の線路を走ります日本では当たり前の景ですよねしかしフランスの高速鉄道「TGV」は専用線路から在来線に乗り入れる形式をとっていますこの形式には新たに敷く線路が短くて済むというメリットがあります一方でダイヤ管理や乗り入れに難があり
ひとつ間違えると通常の電車と高速鉄道の衝突もありえるのです専用の線路を走る日本の新幹線方式の方が安全なのは言うまでもありませんそしてインドにとって安全な鉄道は喉から手が出るほど欲しいもの実はインドは鉄道大国でありながら鉄道事故大国でもありますインドの鉄道といえば車両に入りきらない乗客がぶら下がっていたり屋根に乗ったりしている映像を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか現在でもこのような状況が十分改善されているとはいえません鉄道事故も後を絶たず死亡事故さえ日常茶飯事 日本では考えられないことですが「乗客の落下」が原因の事故が多発しているのです大都市ムンバイではなんと1日7~8人が鉄道事故で亡くなっているそう大きな事故としては 2016年11月における脱線事故がありますウッタル·プラデーシュ州で線路の整備不良により急行列車が脱線し120人以上が死亡しましたこういった背景からインドのモディ首相は鉄道インフラの近代化を政策として掲げているのですしかし事業化調査をすでに実施したフランスから案件を勝ち取るのは簡単な事ではありませんそこで日本は政府の外交担当者だけでは
なく 実際に高速鉄道に携わる実務者に向けて新幹線の魅力をアピールすることにしたのです 2011年12月 インド鉄道省の幹部12人を招き新幹線の運行指令センターや車両メーカーの工場などの視察ツアーが行われましたJR東日本の新幹線車両基地では整備中の新幹線を披露1カ月に検査する車両の数やモーターの牽引力など実務者ならではの質問にも丁寧に対応しその魅力を余すところなく伝えましたこうした草の根運動が実を結び2013年から始まる本格的な事業化調査は日本の担当となり2015年に首脳会談で合意がなされたのですインドの高速鉄道は2023年の開業を予定していました しかし残念ながら現在土地収用の遅れから開業は延期にその勇姿を見るのは少し先になりそうですがとても楽しみですねスピードと安全性を両立させた日本の高速鉄道はインド以外の国でも歓迎されています日本の鉄道技術の初輪出となったのは台湾高速鉄道です
東海道山陽新幹線700系をベースに設計変更した700Tが台湾の大都市を結ぶ線路を走っています従来の列車では4時間かかるところをなんと90分で移動可能に 現地の人たちのライフスタイルを一変させたのですまたイギリスは日立製作所の車両をいくつも導入しています最も有名なのはジャベリンでしょう日本メーカーがヨーロッパの鉄道車両を受注したのはこれが初めてでしたジャベリンはロンドンから英仏海峡トンネルの入口があるフォ-クストンまでのスピードアップを目的として2009年から導入されました2012年のロンドンリンピックではメイン会場まで乗客を運ぶ「オリンピックジャベリン」としても活躍していますジャベリンほどメジャーではないものの日本ブランドへの信頼性を高めているのがサウスイースタン鉄道で使用される近郊型車両465系です製造当初より安全性に問題を抱えていた465系の更新案件を日立製作所が受注制御装置などの足回り一式を日立製のものに交換しました
すると以前までの不調が嘘のように465系の故障はほぼなくなったそう2019年にはイギリスの首都ロンドンからスコットランドの首都エディンバラまでを結ぶ長距離列車·あずまが開業これも日立製作所が受注しましたお披露目時の車両には平仮名で大きく「あずま」と書かれていました日本製であることを大々的にアピールしてくれるのは日本人としては嬉しいですよねあずまのような大規模な鉄道計画を任せてもらえたのもジャベリンや465系の実績があるからこそだと言えるでしょうジャベリンも あずまも お披露目された時には現地の人たちが感動の声を上げましたもちろん実際の運行後も好評で日本の鉄道技術への信頼はますます高まっています少し話は逸れますが日本初の鉄道が開通したのはいつかご存知ですか?それは明治初期の1872年もはや140年以上前の出来事なんです当時の日本には鉄道車両を製造する技術はなく使う車両はすべてイギリスから輪入したものでしたそのイギリスに今日本の車両を提供して
いると考えるとなんだか感慨深いですね日立製作所はカナダのボンバルディア社とタッグを組みイタリアの高速鉄道計画も受注していますアメリカのテキサス高速鉄道計画にも日本の新幹線方式が用されることに日本の技術力の象徴ともいえる高速鉄道が世界中に広がっていくと思うとワクワクします一方日本を蹴って中国を選んだインドネシアがその後どうだったかというと···中国の計画進行はずさんでなんとスタート時点から書類不備で一時停止に必要書類が未提出なうえ 提出された書類の多くはインドネシア語や英語ではな<中国語で記載されていたそう肝心の建設許可がおりず工事の出発にすらこぎつけけられない時期があったのです当然ですがその後も土地収用の遅れや工事の延期など問題続き 日本より安い費用を売りにしたにもかかわらず結果としてこれまでにかかったコストは予算を大幅に上回っています 現地の混乱はすさまじ<インドネシア政府が恥を忍んで日本への支援依頼を協議したこともあるほど鉄道事業を日本に任せた国 任せなかった国 見事に明暗分かれる結果になっているようですね この記事皆さんはどう思われましたか。ではこのニュースを見た人々の反応を見ていきましょう。 世界の鉄道には単なる技術力だけで なくマナーとか整備のこまめさとかも 継承して欲しいなぁと思います 日本の新幹線が世界を走るようになることは素晴らしいことです。これからもますます今まで以上の維持や成果を上げて日本の素晴らしさをアピールして欲しいものです。大変なのは、開通してから問題なく何十年も走り続ける事だと思います。その事が相手の国の国民への信頼を勝ち取り更に日本の価値を上げて未来に繋がるんだと思います。日本で当たり前の事が世界でも当たり前になる日が待ち遠しいです。 新幹線が他国で運行するのは 誇らしい事。 しかし、日本の国民性と相まって 重大事故は起きてないという事を 忘れないでほしい。 新幹線自体が安全では無く 運行や整備などが厳しく管理されてるから実現できてる。 それぞれ受け持った仕事に誇りを持って臨まないと無理でしょう どんなすごい新幹線やシステムがあったところでそれを扱う人間が安全が大切さを分かってないと安全性を維持できないと思います。 たしかに日本の技術力はすごいんだろうけど、それよりも日本人の安全に対する思いがすごいんだと思いました。 日本の新幹線は驚くほど静かで安定して、スピードが出る、後車輌事故が全く無い事、後は時間正確で予定通りに運行する事等が驚く事になります。 日本人がそういった予定を立てるとき(大きい事業であればあるほど)は大抵の場合、期間を少し多めに取るから多少の余裕で点検、テストを重ねるスタイルが多い。 結果的には早期完成も多くなるし安全性は高くなりやすいのかな インド政府の介入で構造物の設計が新幹線の本来の性能を安全に活かすことが難しそう。 日系企業の参入もコスト的に難しく品質が心配 車両や線路やインフラだけでなく、世界一の安全性と正確性を支える運用面のノウハウも一緒に提供するオマケを考えれば、日本の技術を選ぶのが一番だと思う。 中国のはやる前の計画とか報告は虚栄張るのに、後になって不良やアクシデント起きると開き直るや責任逃れになるしなぁ やっぱ日本人で良かった。世界にも認められる技術って言うのは言葉だけではなく、中身の信用性ありきですね 多くの国に高評価されるって本当に嬉しい Share this post: Share on Twitter Share on Facebook Share on Pinterest Share on LinkedIn Share on Email

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