子どもの育て方には、 各国の価値観や文化が顕著にあらわれます。子どもを見れば、 その国の国民性が分かるといっても過言ではないでしょう。今回は、 母国ですっかり子ども嫌いになってしまった中国人男性が日本を訪れます。日本人の子どもたちが彼の目の前でとった衝撃的な行動とは?ぜひみなさんの目で確かめてください。僕は中国人のシステムエンジニアだ。大学を卒業し、 就職してから1年経って24歳になった僕は、 急遽日本にある本社に派遣されることになった。
本来は中堅クラスの社員が行くはずだったんだけど、 期待の新人ってことで僕が選ばれたんだ!「頑張ってこい!」と上司に言われて、素直に嬉しかった。中国人エンジニアの質が日本人エンジニアに劣っているとは思わないけど······ せっかくだから色々なことを学んでこようと思った。だけど現地社員の案内で社員寮にたどり着いた僕は、 ゾッとした。「ここが社員寮ですか?」社員寮の周りは、住宅地と団地に囲まれていたんだ。実は、 僕はかなりの子ども嫌い。公言すると引かれると思って、 誰にも言っていなかった。 だけど、 とてもじゃないけど子どもをかわいいとは思えないんだ。僕が思うに、中国人の子どもは種類に分けられる。
悪質なイタズラをするワガママな子どもか、一人では何もできない子どもだ。どちらも親が甘やかしたせいにほかならない。一人っ子政策時代に甘やかされて育った子どもは 「小皇帝」 って言われている。文字どおり皇帝みたいに甘やかされた子どもだ。そして 「小皇帝」 が自分の子どもを甘やかして生まれたのが 「暴れ小熊」と呼ばれる悪ガキたちだ。僕も一人っ子で、甘やかされて育ったほうだと思う。だから、 やりたい放題な彼らの気持ちが分からないわけじゃない。そんな僕の目が覚めたのは、「暴れ小熊」 に散々迷惑をかけられたから。ショッピングモールでおもちゃをねだって暴れるのなんてかわいいものだ。彼らはもはや犯罪というべきようなことも軽々とやってのける。
マンションの屋上からコンクリートフロックを落としてバイクや車を壊したり、階段や川岸から人を突き飛ばしたりする様子は、さすがにニュースでも取り上げられていた。僕の家の近所にあった自動販売機からも商品が盗まれていたな。僕もバスに乗っていたとき、 隣に座っていた子どもから何度もを踏まれたよ。もちろん、 わざとだ僕は諸々の体験を経て、 すっかり子どもが嫌いになってしまった。 たとえ注意したとしても、 彼らは聞きやしない。その場は反省したフリをしても、すぐにまた繰り返す。犬や猫のほうがまだ意思疎通ができるような気さえしていた。それに······。「一人つ子の僕が子どもをもつとこうなってしまうんだろうか?」そんな不安も感じていた。日本に来てしばらくは、 日本人の子どもをまじまじと見る機会はなかった。
仕事に慣れるまでは帰宅時間も遅くて、家と職場を往復するばかりだったから。ようやく仕事が落ち着いてきたある日、僕はゆっくりするために少しだけ早退することにした。すると家に帰るまでの道すがら、ランドセルを背負った小学生たちに出会ったんだ。僕が時計を見ると、 15時半。そう、 子どもの下校時間だ。「しまった!時間をすらせばよかった:·····」何人かのグループを作って、和気あいあいと下校する子どもたち。どこかで逃れられないかなと思ったが、おそらく彼らは社員寮の近くにある住宅や団地に向かっているのだろう。僕が近道として利用している狭い道にも、続々と小学生が入っていく。つまり僕は、 しばらく彼らと一緒に歩くことになってしまったわけだ。すると僕の後ろから、 1台の車が入ってきた。
僕は車を見た瞬間、「ご愁傷さま」 と思ったよ。狭い道をわらわらと歩く小学生が邪魔で進めないだろうってね。子どもたちが道を抜けるまで、 のろのろと走り続けるしない。 そう思ったとき、小学生の一人が声を上げた。「車来てるよー!」その一言で振り向いた子どもたちは車を確認すると······。一斉に壁に寄ったんだ!さっきまで大声ではしゃいでいた子どもが、 突然兵隊のようにみんな同じ動きをするんだから驚いたよ。車に接触しないよう、 壁にぴったりと身を寄せる小学生たち。僕も彼らにあわせて、 慌てて車を避けた。車は感謝の意をこめてクラクションを1回鳴らすと、 ゆっくりとしたスヒートて道を抜けていった。車を見送ると、 子どもたちはまたき始める。僕はしばらくあっけにとられてしまったよ。
まさかこんなに小さな子どもが車に道を譲るなんて······。しかも衝撃的な出来事は一つでは終わらなかった。 道を抜けた先には信号のない横断歩道があるんだ。僕が一人で渡るときはなかなか車に止まってもらえないんだけど、 今日は小学生と一緒だからか、 車はすぐに止まってくれた。小学生たちはさっと手を挙げて、横断歩道を渡り始めた。僕たちはいま道路を渡っています。危ないです。 止まっていてください。そうアピールするかのようにピンと伸びた手。そして渡りきった彼らは振り向くと、止まってくれた車の運転手に向かってペコリと頭を下げた。「ありがとうございまーす!」聞こえるか分からないお礼の言葉つきで。正直僕は何が起こっているのか分からなかった。
歩行者がいる横断歩道での停止は、ドライバーの義務だ。僕は止まってくれない車を見てイライラすることはあっても、止まってくれた車に頭を下げたことはない。当然の権利として受け取っていた。だけど日本人の子どもたちは、頭を下げている。彼らは別の横断歩道でも同じようにお礼をしていた。 信号のある横断歩道でさえ頭を下げていたんだ。たとえ義務だとしても、当たり前のこととしては受け取らない。なんて謙虚で礼儀正しいんだ!僕にはそんな考えは一切なかった。「小さな子供があんなことをするなんて······」ちょっとしたことだけど、 僕は自分の中にある 「小皇帝」 の部分を見たようで恥ずかしくなってしまうまったよ。
それから僕は、 子どもを見かけたら観察するようになった。 日本人でも、 みんながみんないい子ってわけじゃない。飲食店やショッピングモールで大泣きして、 親を困らせている子もいる。だけど、 そこに中国人の悪ガキたちに感じたような悪意はない。年相応のワガママやイタズラだったと思う。それに大多数の子どもたちは、 親の言うことやマナーを守って、 大人しく過ごしていた。
この記事皆さんはどう思われましたか。ではこのニュースを見た人々の反応を見ていきましょう。
この様な動画を観ると、子供の頃から普段当たり前の事をやって来て、それを外国人が見て驚くと知り改めて日本人として生まれて良かったと思い、心から親にも感謝したいですね。
この方は、子供に幻滅してただけで、本当は、子供が好きになりたいって、いつも思ってた、優しい人なんですね。
ありがとう、日本の子供たちを気に入ってくれて、本当に、ありがとう。
私達日本人の大人も子供も当たり前にやっている事が、海外の人達に驚かれる事って多いですね。つくづく日本に生まれて良かった!海外には住めないなあと感じます。
お互い様の気配り大事ですよね
子供は特に運転手側が心配して最後まで見ててくれるんだからありがとうの気持ちをしっかり持てるように教えていきたいなって思いました。
日本のご先祖さまたちに感謝です。
ご先祖さまから代々教わってきたことが今に至ります。
相手を思いやればお互い気持ちよく生きることができる。
これからも子へ孫へと伝わるでしょう。だって、これが日本人の当たり前だから。
うちの近所にいた子どもたちも礼儀正しかったし、そういう子どもたちのことを褒めてもらえるのは嬉しい。
ただ、私の友だちの日本在住の中国人は日本に来てまだ3年ほどだけれど、来た当初から子どもにきちんと礼儀やマナーを教えている。
つまり、周囲の環境もあるだろうけど、結局は個人個人の問題なんじゃないかと思った。
今のドライバーは優しい人が増えました。小学生じゃないけど昔は危ないからこっちが止まって道を譲っていましたが、それを今やろうとすると、いえいえどうぞどうぞって譲ってくれます。自分が年取ったのもあると思うがそれ以上に今のドライバーは本当に優しい人が多いです。そんな時は小学生ではないですが何度もお辞儀して感謝に気持ちを伝えてます。
子供を甘やかすことが、子供を可愛がる愛することではない。秩序や相手を思いやる心を教えることが、大切な子供を守り育て、明るい将来を与えることになる。分別ある大人になる様に育てることこそ、子供を愛することだと思う。
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