世界広しと言い、 地域により様々な課題も多くありますが、 黒人への差別はアメリカでは特に問題となっているようです。幼いころから黒人ということで軽んじられてきた黒人男性が日本にやってきます。彼は日本人の本当の姿を暴いてやる!と意気込んでいますが、駅でトラブルにあってしまいます。日本でも彼は差別を受けてしまうのでしょうか?俺がまだ小さい頃の話だ。母さんと一緒に買い物をして歩いていると大きなクマの着ぐるみが風船を配っていた。
わぁ!僕も欲しい!」はいはいと言う母さんの手を引っ張って、 一緒にクマのそばまで行った周りには何人かの子供が居て、 風船を貰えるのを待っていたから、 俺も一緒に待ってたんだけど、 俺はなかなかもらえなった。 むしろ俺より後に来た子の方が風船をもらえてる。「僕にもください!」俺はクマにそう言ったが、 全然聞こえてないみたいで、 もらえなかった。母さんがクマに何か話していたけど、クマはそれでも風船をくれない。母さんは俺の小さな手を強く握りしめ、「お家で風船を作ってあげるわね。と言って、 俺を歩かせた。「あそこでもらえないの?」うん、 残念ね。 もうないんだって。風船は見るからに沢山あって、 新しく来た子供達はどんどん受け取っている。「でも…。家で作る風船はあんな風に浮かないんだよっ…そう母さんに強く我儘を言おうとした時子供ながらも俺は母さんの表情が暗い事に気づいた。「ごめんね···。
あまりにも悲しげな声だったから、俺はそれですっかり黙ってしまった。母さんはいつも優しくて、 賢くて。今でも大好きな母親だ。そんな母さんがあんなに暗く冷たい目をしてる顔を見たのは、 この時が初めてだった。その時は気が付かなかったんだ。俺以外にも貰えていない子供がいて、その子供の肌は黒かったこと。そして風船を受け取っている子供の肌の色が白かった事。成長するにつれて 黒人と白人、 とういう対応をされるのか、 どう見られるのかが少しずつわかってきたんだ。白人と黒人が仲のいい地域もあるらしいが、 嘘カファンタジーかな。少なくとも見せけている···そう俺は思うね。だってな、 黒人ばっかでつるんでドライブしていた時の事だいきなりパトカーで警官が追いかけてきてすぐ止まれ!って言ってくる。こうやって車を止められたのは初めてだったから、 俺達は何だろう?と思いながらぞくそくと車を降りた。
「そんなにスピード出してないよな?」そんな言葉が自然と皆の口から出る。それを聞いた警官は「黙れ!!口を閉じろ!そこに並んで立て!と怒鳴り声を浴びせてくる。俺達はきゅっと小さくなってしまって言われた通りじっと立つ。許された奴だけが今ここで話していいんだと、警官の冷たい目と、 腰の拳銃を触る手が教えてくれた。「何してたんだ?」「走ってただけです···車で。 」「はあ?なんでこんなところをお前らが走る。 」「あっちの店に買いたい物があったんで…。 」二つ先のブロックにある店の名前をいうとめんどくさそうに首を振られた。「他の道から行け。 紛らわしいんだよ!俺達警官は暇じゃないんだ!ほおらさっさと行け!」警官はいくらかすっきりしたようで、俺達は言われるがまま、 車に駆け込む。彼はずっと、 いつでも取り出せるよう腰の拳銃を触りながら喋っていた。いつでも殺せるんだぞ と言わんばかりに。自分たちの命が今この瞬間、 無くなっていたかもしれない可能性に、 ひやっと肝が冷える。そこは白人居住区域だった。 ただ道路を車で走っているだけなのに、 こんな風に言われる俺達の命はなんてちっぽけで、適当な扱いなんだろうか。
白人にとっちゃ俺達はただの、 気まぐれて壊してもいいおもちゃみたいだ。こんな風に命の危険を感じながら、おびえながら生きていかないといけないのか。アメリカで暮していくのは、こんなにも息苦しい。そんな俺が就職したのは新聞記者だ。これは今、 俺達が生きている世界、 現実で実際に起こったことなんだぜって。そういう仕事につきたかったんだ。自分がいつ死んでもさ、 こういうことをしたって記録が残るし何より黒人がひどい目にあった時、 ちゃんと悲しい現実を世界に伝えられるだろう ?仕事で貯めたお金で、 世界のいろんな場に行くことは、 元々は友達の趣味だった。俺は友達に付き合う程度だったが、 旅行の回数を重ねるにつれて、 世界には沢山の人間がいて、皆暮らしている文化、 生活様式、 歴史が違う。それを肌で感じるのがとっても楽しいと思うようになった。もちろん自分が黒人であるということを忘れてはいない。だけど国によって、 俺たちに対する態度はばらばらだ。いつでも死んでもおかしくないって思ってる。
こんな綱渡りをしている感覚になるなんてどうかしてると思う。けど、 自分で選んで生きている。いきなり訪れる理不尽な死じゃない。そこが俺にとって重要だったんだよ···。今では記者兼ライターとして 旅行に行ったことを記事にしたりしている。日本を訪れたのはそのうちの一つだったんだよ。世界でいちばん安全な国」だって?ほんとかよ。俺みたいな奴がいたら、 皆どうせ白い目で見てくるだろう。メディアやネットではもてはやされているけど、実際にこの目で見て確かめて、俺が化けの皮をはいでやるんだ!行くと決めたからには準備が必要だ。簡単な日本語や常識ってやつを勉強した。記者だからこれくらいはしないとな。日本に来て数日が経ったが···おかしい。どこにいても最初はびっくりされるが、皆親切だ…。 今までの国とは全然違う場所か?場所が問題なのか?少し離れた田舎と呼ばれる地域に行ってみたら、本当の日本が見れるんじゃないのか?俺は都会から日本の田舎に移動した。取材する時は幅広く行動することも大事だ。電車を降りて、 階段を上っているとスマホを持ちながら歩いている女性が俺のすぐ前にいた。
なんだか危なっかしいな···。そう思っていた直後、 女性が「きゃっ」 と声をあげたの聞こえた。はっと顔をあげると、目の前に女性が落ちてきた!俺は荷物を手に持ったまま、ぱっと女性を受け止める形をとる。「うわぁぁぁ!」「きゃっーっ!」後ろには幸い、 誰もいなかったようで、俺は女性と一緒に数段下の踊り場まで落ちた。どうやら階段で前の男性がいきなり止まり女性はぶつかってバランスを崩したらしい。落ちてこられた時はもうダメかと思った。大丈夫ですか !すみません!!!上から焦って駆け下いてくる男性の声がする。落ちていく時はびっくりした···。人生の今までの思い出が頭の中をかけめぐるっていうけど、 本当なんだな。はあ···体中がめちゃくちゃ痛い···。いくら日本が世界一安全な国と言われていても、こんないきなり起こる事故は防ぎようがないだろう…。俺は男性に平気だと手をあげて合図をして腕の中で放心状態になってる女性を見る「おい···大丈夫か?」女性は擦り傷や外傷は特に見当たらないように見えた。「え··ええ··?」この知らない日本人女性の反応がとても怖い。
すぐにパッと手を離し、 その場から離れようとするが、 女性が俺の荷物を踏んでいる。ったな···さっき々性をしっかり受け止めてしまったから「この黒人につかまれて落とされたんです体も触られたの!!」なんて言い出さないだろうかこの心配してくる男性も、 女性に合わせて俺を悪者にするんじゃないか?面倒なことになってしまった。考えてるうちに女性はしっかり気を取り戻したみたいで「あ···ごめんなさい!これ踏んでしまって···」 と荷物を拾い上げて謝ってきた。「いや、 大丈夫です。 あなた大丈夫ですね?じゃあ俺はこれで。何か言われないうちにさっさと退散しよう!俺が階段を上ろうとすると、 女性は驚いた顔で「え!?待ってください!待って!と俺の荷物を渡そうとしない。
この記事皆さんはどう思われましたか。ではこのニュースを見た人々の反応を見ていきましょう。
日本人にとって外国人に対する不安は肌の色じゃなくて言葉が通じるか否か
バイト先に黒人結構来るけどみんな笑顔で優しくてアリガトウゴザイマシタってカタコトで言って帰ってくのがなんか可愛くて私まで笑顔になる笑
誰しもどこに対しても偏見を持ってしまうのはしょうがない。でもこの男性は記者としてフラットな目線で情報収集できるよう最低限のマナーと日本語を学んで来ている。とても素晴らしい。こんな真っ当な行動ができる人が報われて当然な世界になってほしいですよ。
多くの日本人が海外の方を避けるような行動を取ると思うけど、自分も含めて英語が話せない人が多いから、「英語で話しかけられたらどうしよう!?」てだけで、差別的な意図は無いと思う。
「お礼に食事を」って言ったときに「俺は黒人だぜ」って言われたら
「これは寿司か天ぷらとか日本食を選ぶべきか、和牛ステーキとか黒人でも食べやすいお店を選ぶべきか…」って方に思考が働きそう
人間って喜怒哀楽があるけど
差別する偏見の感情が無かったら
最高の生き物って思う。
そういう生き物に進化したい
子供にそんな露骨なことするのは、「黒人だから差別された」じゃなくて、「人格的に頭おかしい奴が子供の相手をしてる」が正しいと思う
いつでもいつまでもこういう日本でありたい。疑似体験として語り継ごうと思う。
前、コンビニ行った時に入店しようと自動扉に近づいたら黒人男性と同時に自動扉の前に向かう形になりぶつかりそうになったので
お互いに立ち止まった。
そしたら優しい笑顔で「どうぞ」と手を差し出してくれて、めっちゃ紳士でキュンてした
自分の仕事エリアにも数人黒人さんはいたが、個性はそれぞれだった
怒りっぽい人、いつも笑顔な人、寡黙で真面目な人…
どう思われるかは肌の色じゃない、どういう人かなだけですね
日本人も黒い髪を持って生まれてくる。
だから、黒い肌を持って生まれてくる人達とも平和的に付き合って行けたら素晴らしいと思う。
オリンピックで、日本チームの選手として参加している黒人選手を何人も見た。
合宿では一緒の風呂に入り、同じ食事をとって、隣同士の布団で寝る。
少しでも差別の感情があったなら、こんなチームは作れない。一員にもなれない。
たがいに尊敬しあい、信頼しあえない国を、それでも誇りに思う大国がある
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