18日、新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が、皇居宮殿の松の間で行われました。今年のお題は「窓」。天皇・皇后両陛下や秋篠宮さまと次女の佳子さま、一般から入選した「10人の和歌が読み上げられました。天皇陛下の詠まれた和歌は、「世界との行き来難かる世はつづき 窓開く日を偏に願ふ」という和歌でした。感染症が収束し、人々の往来が再び盛んになるようにとの思いを歌に込められた陛下。
2004年から歌会始の選者を務めている、京都大学の永田名誉教授は、行事の最中の両陛下のご様子について、こう語ります。「いつものように落ち着いた形で、お二人ともうなずいておられて、歌を聞いておられたというのは印象に残りました。そして、期末試験中で出席を控えた両陛下の長女・愛子さまは、成年皇族として初めて和歌を寄せられました。その内容は、『英国の学び舎に立つ 時迎へ 開かれそむる 世界への窓」というものでした。高校2年の夏休みに初めて参加された、イギリス・イートン校のサマースクール。
この時、初めて1人で臨む海外滞在に胸を弾ませた気持ちを詠まれたということです』愛子さまの和歌について、永田さんはこのように述べています。「自ずから新しい世界に。特に初めて歌会始に歌を出すというところも含めて、新しい生活が待っているというか。まさにこれまでの、生徒であったものが学生になって、それから自分の学びが開いていくんだという自ずからなる喜びというか、そういうものが出ているお歌ですよね…12月に20歳の誕生日を迎え、成年皇族となられた愛子さま。
学習院女子高等科在学中から歌を詠まれ、同窓会の創立125周年を記念して作られた本の中でも和歌を披露されています。「学び舎の冬日あかるき窓の辺に集える友の影重なりて」卒業を控える学生生活の中で、友人たちと笑顔で集まられた様子が想像できますね以上が1つ目の記事の内容です。皆さんはどのように感じましたか?愛子さまの詠まれた和歌は、どちらも上手に作ろうとか褒めてもらおうとか、そういった変な欲がないのが印象的ですよね。
とても好感が持てますし、多くの国民が若かりし時、自分の目の前にまだ知らない道が開け、大きな期待と少しの不安で胸を震わせたことが出あるはずです。単なる景色ではなくて、情景を詠んだ良い歌だといえますね。では2つ目の記事に移ります。さて、現在物議を醸しているのが、菊葉文化協会から先日発売された、令和3年版「皇室カレンダー」です。
両陛下や皇族方の大判写真が2カ月ごと、計6枚に分けて掲載される「皇室カレンダー」ですが、今年もそのお写真の掲載順が問題となっているといいます。「皇室カレンダーに異変が起こったのは、昨年発行された令和2年版のものが始まりです。通例、1枚目の1・2月は天皇ご一家の集合写真となっており、令和2年版もそれを踏襲していました。ですが、問題となっているのは3・4月に、散策される上皇ご夫妻のお写真が掲載されていたことです。
これまで集合写真に続くのは今上陛下ご夫妻のお写真くでしたので、関係者の多くが、天皇ご一家のお写真が掲載されるものと考えてさいたのです。ですが、実際には令和2年版のカレンダーでは、天皇ご一家のお写真が現れるのは5・6月です。このように、天皇皇后両陛下を上皇ご夫妻の後に掲載するというお写真の掲載順は、ほとんど上皇ご夫妻が天皇皇后両陛下よりも格上であると主張しているようなものです。
このお写真の掲載順は昨年大変な物議を呼び、批判の声も上がったのですが、今年発行された令和3年版のカレンダーでも3・4月分には上皇ご夫妻のお写真が掲載されており、またしても・天皇皇后両陛下は後回しとされているのです」このカレンダーに関してはネット上でも問題があるとして、多くの批判が上がっておりTwitterなどです意見が噴出しています。一部の皇室ウオッチャーのアカウントなどからは、「酷すぎる」「皇室カレンダーセンスなさすぎ」「このカレンダー、企画した奴。
何考えてんだ」などといった、批判的なツイートが数多く投稿されています。また、今回のカレンダーを問題視しているのは、天皇ご一家を尊敬する皇室ウォッチャーだけではありません。なんと、紀子さまも今回のカレンダーに関して強い不満を抱かれているというのです。紀子さまがご不満を抱かれているのは、すでに表舞台から退かれたはずの上皇ご夫妻が2枚目の3・4月と、5枚目の9・10月と、2枚のお写真が掲載されていることについてでした。
本日も最後まで動画を見ていただきありがとうございました。また皆さんに感じたこと意見などをコメントしていっていただけたら嬉しいです。もしよろしければ評価などもお願いします。では次回の動画でまたお会いしましょう。ありがとうございました。