
眞子さんが10月に結婚、渡米し、12月に愛子さまが成年皇族となられた今、皇室への国民からの関心は高まっています。特に、有識者会議も開かれている、皇統の維持をどのように考えていくのか、という点については、特に関心を集めているようです。
2004年、小泉純一郎内閣により「皇室典範に関する有識者会議」が設置され、女性天皇・女系天皇を認める報告書がだされましたが、悠仁さまの誕生により、それらは頓挫してしまいました。現行の皇室典範第一章の一条では、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、かこれを継承する」となっており、天皇家の長女・愛子さまには皇位を継承する資格はありません。
現在の皇位継承順位の第一位は、秋篠宮さまであり、第二位は秋篠宮家の長男・悠仁さまとなっていますが、国民の間には、愛子さまに天皇になってもらいたい。という声が多数上がっています。愛子天皇待望論が、過熱してきた背景には、秋篠宮家への国民からの不信感が高まっているという現状があります。秋篠宮家は、眞子さんの結婚騒動に加え、公よりも私を優先しているように見える言動が報道されてきました。例えば、秋篠宮さまが53歳の誕生を迎えるに際し、行われた記者会見で秋篠宮さまは、天皇の代替わりに伴う大嘗祭について、コメントされたことがありました。
その記者会見で、秋篠宮さまは「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と述べた後、「宮内庁長官らはこの考えに聞く耳をもたなかった』と苦言を呈されました。国費の節約について、述べられた秋篠宮さまですが、一方で秋篠宮家の改修工事では多額の税金が使われており、総額60億円を超えていると見られています。天皇ご一家の新しい住まいにかかった費用が総額87億円ほどあることもあり、篠宮家にかかっている費用に多くの疑問が投げかけられました。このように、発言と実際の行動が異なっていることから、秋篠宮家は多くの批判を受け、相対的に天皇家への国民からの評価は高くなっています。また、愛子さまの成年行事での佇まいや、成人されると同時に公開された文書の内容が素晴らしかったことも、愛子天皇待望論を後押しする結果となっています特に、愛子さまが文書の中で、「様々な方と出会い、関わることを通じて、人と人とが互いに手を取り合い、交流の輪が広がっていく素晴らしさを学び、全ての経験が、今、私の財産となっています。
今日に至るまで私の歩みに関わってくださった全ての方に深く感謝いたします。」と、国民に向けても感謝の言葉を述べておられたことは多くの国民の心を打ったようです。仮に、愛子さまが天皇として即位された場合には、女性天皇が即位することになります。しかし、愛子さまのお子さまが天皇に即位した場合は、女系天皇が誕生することになります。愛子さまが即位された場合には、女性の男系天皇ということになります。様々なメディアが行った世論調査を見ると、女性天皇への賛成率は、え、まとても高く、なかには80パーセントを超えるものもありました。
さらに自民党内でも、女性天皇を支持する勢力が強くなっているようです。高市早苗政調会長は、「私は、女性天皇には反対をしていません。女系天皇に反対しているのです」と述べ、直接的ではないものの女性天皇を支持する考えを明らかにしました。また/野田聖子氏は、女性・女系天皇の両方に賛成しており、河野太郎氏も過去に、「愛子さまから順番に、女性の皇室のお子さまを天皇にしていくのが一つ」と、女性天皇を容認する発言をしていました。岸田文雄首相も、「女系天皇以外の方法を検討すべき」としており、女性天皇には反対していません。
過去の調査によれば、自民党候補の34パーセントが女性天皇に賛成しているようですから、女性天皇への反対よりも賛成の方が、強くなっていることがわかります。女性天皇は歴史を見ても、8人の存在が確認されており、女性が即位できなくなったのは明治時代以降のことです。女性・女系天皇が認められるには、皇室典範の改正が必要となり、改憲にあたっては国民投票が必須となります。
日本では、憲法で「主権の存する日本国民の総意に基づく』と定められており、憲法を改正するためには「国会で衆参各議院の総議員の3分の2以上の賛成を経た後、国民投票によって過半数の賛成」が必要となっています。皇族の方々も、国民に寄り添う皇室を目指しておられ、国民の投票によって皇室のあり方が決まることに反対するということはないでしょう。
愛子さまが今後、公務をこなしていくにつれ、さらに愛子さまへの国民からの敬愛は増していくに違いありません。一方で、秋篠宮家には佳子さまの結婚や、悠仁さまの進学といった課題が待ち受けていますから、より慎重な行動が求められて、いると言えるかもしれません。しかし、女性天皇を支持する発言をした高市早苗政調会長をご覧になったキコさまが言われたという一言は、さらに秋篠宮家への不信感を高める結果になるでしょう。
宮内庁関係者は、「キコさまは、悠仁さまが天皇として即位される可能性が脅かされるということをそお聞きになったのか、高市早苗政調会長について、『余計なことをおっしゃらないでいただきたいです』と、愚痴をこぼしておられたとか」と話します。キコさまは、初の東大出身の天皇を誕生させたいと願っておられるようですから、その悲願を達成するために、摘める芽は摘んでおきたいと考えておられるのかもしれません。「皇位が秋篠宮家に移ることを喜べない」
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