秋篠宮眞子さんが小室圭との結婚を成就させるための「最後の闘い」に動き出した。ニューヨークにいる小室圭の情報は、フォーダム大ロースクールの中でも頑張っている、学内誌に彼がインタビューした記事が掲載された程度のものはあったが、彼のプライべートな情報はこれまで、ほとんど漏れてこなかった。
だが、週刊新潮(6/24日号)が、珍しい圭のニューヨークでのほほえましくも逞たくましいエピソードを報じたのだ。
語っているのは圭のフォーダム大の同級生である。
「あの日、私は遅い時間の授業を終えた同級生たちと帰路についたんです。一緒にフォーダムの校舎を出たグループの中にはケイの姿もありました。
そして、私たちがすっかり日の暮れた街を談笑しながら歩いていると、通りの反対側から言い争うような声が聞こえてきた。
そこで目にしたのは、小柄なアジア人男性に執拗に絡む背の高い男の姿でした。その男は、嫌がるアジア人男性に冷やかしの言葉を投げかけてまとわりつき、逃がそうとしなかった。
身なりからしてホームレスだったと思います。アメリカではアジア系の人々に対するヘイトクライムが後を絶ちませんが、私たちはまさにその現場に居合わせてしまったのです」
危険も省みずアジア人男性のもとに駆け寄った
今年の3月にはジョージア州のアトランタ周辺のマッサージスパ施設が続けざまに襲撃され、計8人が死亡している。
犠牲者のうち6人はアジア系の女性だった。
ニューヨーク州では、昨年1月に改正保釈法を施行して、暴力事件以外はたとえ重罪であっても被疑者を拘置所には入れずに、裁判が終わるまで足首にGPSを付ける条件で保釈するようになったという。
だが保釈後に被疑者が新たな犯行に及ぶケースが相次いでおり、治安の悪化が問題になっているそうだ。
そんな中では、面倒ごとに首を突っ込むという考えはなかなか出てこないのに、小室圭は違ったというのである。
「周囲の同級生を尻目に、ケイだけが絡まれているアジア人男性のもとに駆け寄ったんです。自分の身が危険に晒されることも厭わずにね。揉めているふたりの間に入って、状況を打開しようとしたわけです。ホームレス風の男がケイに注意を奪われていると、アジア人男性はその場から立ち去ろうとしました」
「それを見た男は苛立った様子で、より攻撃的になったんですが、ケイに動じる様子はなかった。相手が落ち着くまで冷静に、優しく話しかけ続け、どうにか事なきを得たんです。
ケイにしてみれば、同じアジア系として放っておけなかったのかもしれません。ただ、ケイは間違いなく人間的な強さと、思いやりを兼ね備えた人物だと感じましたよ」(同級生)
皮肉屋の週刊新潮は、母親の佳代が、圭が大学時代にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に留学するとき、「ホームレスには近づくな」といったのに、その「教え」に背いたと書いているが、本心からではあるまい。
こうした小室圭の“素顔”がもっと伝えられれば、眞子さんとの結婚に対する国民の目も違ってくるに違いない。
次は、元婚約者との金銭トラブルの当事者だが、これまで一切メディアには話をしてこなかった小室佳代が、文春WOMANの記者に初めて口を開き、現在の心境や秋篠宮眞子さんへの思いを語ったのである。見事なスクープである。
記者は佳代の話を聞きたいと1年にわたって接触してきたという。だが、佳代から話を引き出すことはなかなかできなかった。
昨年9月ごろ、記者は自分の素性や経歴を話している時、幼い子供がいることを伝えると、「突如、佳代さんは歩みを止めて、こちらを振り向いた。『男の子ですか? 女の子ですか?』」。そこから少しずつ話を交わすようになったという。
「今の洋菓子店はアルバイトではなく正社員で、今年で十五年になる」「圭に勉強しろと叱ったことは一度もない」「うちの息子はバイオリンの天才ですなんていったことはない、あの子、全然下手ですからね」
「息子は全部自分で決めてやるタイプ。十八年に留学してからはそれほど連絡を取っていない」「さまざまなことを書かれ、二年ほど前には周りの人たちに『さようなら』と別れを告げていなくなろうと思った。いつ死んでもいいと思うこともあった」
これまで報じられた心ないメディアの報道には心底傷ついたとも話している。
「お相手の方を同じ女性として大尊敬しています」
小室圭の文書が出ることは事前に知らされていなかったという。
その後、元婚約者と解決金について話し合うといいながら、そのままになっているのは、長期入院していたからだそうだ。
元々具合が悪く、4月上旬に手術を受けたが、「傷のアガリが悪く」(佳代)1カ月以上入院していたという。
秋篠宮眞子さんについては「お相手の方」といういい方をしている。
「お相手の方はとても立派な方で、曲がったことや嘘はお嫌いで真実のみを信じて、ご自身の意見もしっかり持っていらっしゃる。僭越ながら同じ女性として尊敬……大尊敬しています」
続けて、「うちの息子にはもったいないくらいです。以前、お会いした時には、『私は完璧な母ではないです』『ちゃんと息子を育てあげていないので』と、不安な気持ちを正直にお伝えしたんですが、それでも受け入れてくださって。こんなに長きにわたってお相手の方が息子のことを信じて、愛してくださっていることに、私は本当に感謝の言葉しか申し上げられません……」と語っている。
息子が結婚する予定の女性とはいえ、皇族とのやりとりをここまで赤裸々に明かすことに、眞子さんの了解はとっているのだろうかと心配になるほど、饒舌である。
一方、金銭トラブルについては…
とりわけ息子の圭を眞子さんは「信じて、愛してくださっている」といい切っているのは、よほどの“確証”がなければいえないことだと思う。
だが一方で、結婚の障害になっている金銭トラブルについては、
お金についても『今までのもの、清算はどうすればいいんですか』と聞いたら、『差し上げたものです』『まったく結構です』とおっしゃって」
と、小室圭が2度の文書で説明した内容を繰り返すだけだった。
この2つの“報道”をどう考えるかは後で触れるとして、特に小室佳代の独占告白には、各メディアも驚きはしたが追及の手を緩めることはなかった。否、さらに厳しい論調になったのである。