いつまでも女性天皇への道が開かれない本当の理由。愛子さまの皇位継承順位1位を邪魔する秋篠宮家の実態。宮内庁の人事で命運を分けた天皇家と秋篠宮家」です。
さて、皆さんは、『なぜいつまでも女性天皇への道は開かれないのか』と、疑問に思ったことはありませんか? もし、将来の天皇であられる悠仁さまにお子様が生まれなかったらと、不安になる方も多くいらっしゃると思います。そこで今回は、首相官邸において『6人の有識者』によって開かれた、『とある会合』をもとに、今後の皇室のあり方についてお話をしていきたいと思います。
皆さんもどうすればよいのか。何か良い考えがございましたら、ぜひコメントをお願い致します。ではさっそく。政府は6人の有識者による会議を新たに設置し、昨年の3月23日に首相官邸で初会合を開きました。その目的は、『安定的な皇位継承の確保や皇族数の減少などの課題を議論するため』です。これは、上皇陛下の退位を可能にした『天皇の退位等に関する皇室典範特例法』の法案採決に当たって、
『政府は女性宮家の創設など、安定的な皇位継承のための諸課題について、速やかに国会に報告する』とした。附帯決議に基づくものでした。つまり、愛子天皇誕生の可否が議題に載せられる可能性も出てきたわけです。この6人の有識者とは、上智大学の大橋真由美教授。慶応義塾大学の清家篤前塾長。JR東日本の富田哲郎会長。俳優で作家の中江有里氏。慶応義塾大学の細谷雄一教授。千葉商科大学の宮崎緑国際教養学部長です。
今回議論されたテーマは、大きく分けて2つでした。1つは、秋篠宮家の長男・悠仁さまの世代で、皇位継承権があるのは。悠仁さまだけであることを念頭に置き、皇位を継承できる範囲を拡大することの是非について。2つ目は、皇族の方々の高齢化が進む上に女性皇族が婚姻により皇籍を離れることから、皇族の減少に繋がってしまう。この点について、どう対応するかです。
1つ目の場合、男系男子の継承を遵守するのか、それとも、女性天皇を認めるのかの二択です。そして、あくまで男系男子のみでいく場合に検討されるのは、戦後に皇籍を離れた11の旧宮家の男性子孫に皇位を与えることの是非です。この点は、国民の支持は得られにくいと言えるでしょう。
2つ目の場合、女性天皇を認めるとしたら、天皇家の長女・愛子さまを皇位継承順位1位とする長子優先か、悠仁さまを1位のままとする男子優先かです。そして、愛子さまが即位可能となる制度の場合、女系天皇となるその子供にも。皇位継承の道を開くのかどうかでしょう。率直にいうと、愛子さまは天皇皇后両陛下の素晴らしい家庭環境の元で、日々有意義な生活を送られているのが伝わってきますよね。
ご両親から、たっぷりな愛情を受けておられる様子も伝わってきます。また、愛子さまは、皇女としての品位・品格をお持ちであると感じられます。やはりというか、天皇家で育てられたお子様を次のお世継ぎとした方が、それなりの格式や立ち振る舞いを理解出来るのではないでしょうか。国民に寄り添い、国民を理解し配慮も出来るでしょうし、なにより、国民からも尊敬と信頼を得られると思います。
反対に、現在の眞子さまのご結婚問題ひとつとっても、残念ながら秋篠宮家は対応出来ていない現状です。国民からの信頼と尊敬も薄らいでいますよね。このようなご家庭で育てられたお子様が、果たして国民に寄り添い、配慮や理解をする事ができるのでしょうか。眞子さまや佳子さまのお言葉からも、正直程遠いように思われます。そう考えると、次期天皇陛下には、愛子内親王が最も相応しいものと思ってしまいますよね。
そしてもう一方の、皇族の減少問題については、民主党政権でも論点整理が行われた『女性宮家創設の是非」がどうしても議論となります。ただ、『女性宮家は女性天皇や女系天皇につながりかねない』と戒する保守的な国会議員を中心に、自民党内では女性皇族が婚姻によって皇籍を離れても『皇女』と呼ばれる特別職の国家公務員となり、公務を継承する案を議論すべきという声も挙がっています。
しかし、この制度は一般国民となる元皇族を特別扱いするものだとして、すでに問題視する声があるほか、皇族の減少問題の根本的な解決にはつながりにくいと言われています。ぶっちゃけた話、政府の本音は『悠仁さまに子供がなかなか生まれなかった時に考えればいい』といった、無責任なものなのではないでしょうか。